10月26日特別番組
Oct 26 2009 02:23 amIMM分析1026
為替市場の参加者でもとりわけ投機筋が利用すると言われているシカゴ商品先物取引所(以下CME)のIMM通貨先物市場の取組残高を元にした分析をご紹介したいと思います。
CMEは全米最大、世界でも第2位の先物取引所です・・・・・以下のURL参照。
http://www.cme.com/int/japanese/
此処では外貨証拠金取引と同じ様に世界の主要通貨が取引されています。そして、毎週火曜日時点の各通貨の取組高(=買ったり売ったりした積み上げたポジション残高)のデータが実需か非実需かにカテゴリー分けして、米商品先物取引委員会(CFTC)を通じて毎週末に公表されています。
http://www.cftc.gov/marketreports/commitmentsoftraders/index.htm
これは為替市場全体のポジションの傾きを推測する上でとても参考になるデータです。特に、非実需のカテゴリーとなる、所謂投機筋となり、FX市場では「シカゴ筋」などと呼ばれて、しばしば市場の流れをリードする大きな存在として話題になることがあります。
その投機筋のポジション動向は相場の流れを示唆することが多いですからFX取引をする方なら誰もが見ておいた方がよい情報と言えます。
まずはこちらのグラフをご覧下さい。

こちらはシカゴの投機筋の「円買い」と「ドル買い」の取組残高をそれぞれ比べたグラフです。
先々週大きく調整した円買いポジションですが、先週もわずかに減少しています。一方で対主要通貨では軟調なドルですが、対円では買い戻す動きが出回っており、ドル買いポジションは増加する動きとなっています。
<ネットポジションのグラフ>

この結果、ネットポジションで見てみると「ドル売り越し」は先週も減少する動きを見せており、一旦積み上がっていたドル売りポジションが調整されている様子がよく分かります。ドル円相場についてもドル売り越しが減少する中で、再び92円台を回復する動きを見せています。
先週の他の主要通貨の動きを見ると、ユーロについてはポジション調整からユーロ買い越しが減少していましたが、好調な豪州ドルは引き続き買い越しが増えています。
ネットポジションのグラフを見てみると、丁度今年の年初の展開に似てきています。一旦5万コントラクト程度までドルの売り越しが増加し、その後早いペースで売り越しが縮む中で、ドル円相場も大きく反発しています。今週はこうした展開と似た動きとなるのか、或は調整地合が一旦収まるのかどうかに注目しておきたいと思います。
10月26日特別番組「IMMの分析」原稿~www.ForexTV.jp
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