10月5日特別番組
Oct 05 2009 02:12 amIMM分析1005
為替市場の参加者でもとりわけ投機筋が利用すると言われているシカゴ商品先物取引所(以下CME)のIMM通貨先物市場の取組残高を元にした分析をご紹介したいと思います。
CMEは全米最大、世界でも第2位の先物取引所です・・・・・以下のURL参照。
http://www.cme.com/int/japanese/
此処では外貨証拠金取引と同じ様に世界の主要通貨が取引されています。そして、毎週火曜日時点の各通貨の取組高(=買ったり売ったりした積み上げたポジション残高)のデータが実需か非実需かにカテゴリー分けして、米商品先物取引委員会(CFTC)を通じて毎週末に公表されています。
http://www.cftc.gov/marketreports/commitmentsoftraders/index.htm
これは為替市場全体のポジションの傾きを推測する上でとても参考になるデータです。特に、非実需のカテゴリーとなる、所謂投機筋となり、FX市場では「シカゴ筋」などと呼ばれて、しばしば市場の流れをリードする大きな存在として話題になることがあります。
その投機筋のポジション動向は相場の流れを示唆することが多いですからFX取引をする方なら誰もが見ておいた方がよい情報と言えます。
まずはこちらのグラフをご覧下さい。

こちらはシカゴの投機筋の「円買い」と「ドル買い」の取組残高をそれぞれ比べたグラフです。
先週の取組高の動きを見ると、やや頭打ちな印象を受けました。リスク選好地合が長らく続いただけに、少し調整モードな展開となっています。円買いポジションにはそれほど変化がないですが、ドル買いが少し増える展開となっています。
<ネットポジションのグラフ>

ネットポジションで見てみると「ドル売り越し」は一旦頭打ちとなり、わずかに減少しています。他の主要通貨でのドルの動きを見ると、対豪州ドルでもドルの売り越しが減少する動きを見せています。
為替相場については、高水準のドル売り越しポジションが積み上がっている中で、年初来のドル安円高水準を伺うような動きになっています。
週末の米国雇用統計の結果はかなり厳しいものでしたので、市場の楽観的なムードが調整される可能性もありますが、取組高の状況と相場の行方がどうなるのか注目しておきたいと思います。
10月5日特別番組「IMMの分析」原稿~www.ForexTV.jp
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